大丸松坂屋「未来定番研究所」
未来定番サロンVol.1
東京バレエ団プリンシパル 柄本弾 × 漫画家 桜沢エリカ 「バレエ<ボレロ>の世界に親しむひととき」トークイベント2018.7.29.
谷中の築100年の古民家のお座敷で、こんなにも身近に美しいお二人のお話しを聞かせていただけるなんて、なんという贅沢な時間でしょう❣️
2015.ボレロ秘蔵映像も拝見出来て弾さんの緊張感がこちらまで届いてドキドキしながら、
着物が良く似合う鋭い感性のエリカ先生のトークが弾さんの魅力を引き出しバレエという世界に取り憑かれる濃い時間でした。
今回はイベント花を生けさせていただくにあたり、手相家でもある私は手を観ながら柄本弾さんをイメージさせてくださいと問いを立てると、
木星丘のところが光り輝き真っ直ぐに伸びる線が見えて来ました。
ここは希望の丘で向上心を意味しますが、
どこまでもどこまでも突き抜ける向上心。
天まで届いて天啓を受けて踊られる方というインスピレーションが降りてきて、
モダンでシャープなダイナミックな花材を探してきました。
突き抜けるほど長く真っ直ぐに伸びるニュウサイの葉とみのり多きセンダンの実はメロディで、ボレロの円形の赤い舞台は紅スモモと純白の小さき沢山の花達のアジサイはリズムとなり床の間の花が出来上がりました。
それと今の時期だけの蓮の花を、、、
蓮の花は泥の中から這い上がってくるときは、いっせいにみんなを巻き込んで花を咲かせます。
自分が輝くだけではなく、まわりの人たちも輝かせる神々しいハス。
舞台にあがるまでのたゆまぬ努力、膨大な練習時間は、たとえるなら泥の中の時間なのでしょうか。
蓮は極楽浄土の花ともいわれますが、
私の中では芸術そのものなのです。
本物は100年後も語り継がれ、人々の琴線に触れて、大切な宝物を目覚めさせるエネルギーのようなものを、芸術に感じるのです。
柄本弾さんと記念撮影
桜沢エリカさんと記念撮影
サイン頂きました!