六田知弘さんが写真を撮られた
東博収蔵品が出版されました。
名品名画なるものは何百年時を経ても作品から力強さを感じます。
何百年たっても何千年たっても人々に愛でられ続け、
存在そのものが、風化することなく時代を超えて人々の心に響くのですから、
ひとくちに魅力があるという言葉にはあらわすことができません。
その迫力を受け止めて写真におさめるというのは、こちら側、受けても相当のエネルギーを使い真剣勝負になると思います。
そこが、六田知弘さんという写真家は、
凄い!としか言いようがないのですが、
ともかく写真という平面の紙から
観るものの内側に確実に立体的に質感から匂いから情感まで
六感のすべてにうったえてくるのです。
今回、東京国立博物館の至宝をてにとり
ページを開いていくたびに、
時空を超える旅の世界にいざなわれました。
Treasures of the Tokyo National Museum